真剣に、真摯に生活すること生きること
普段行っていることとして、
人に何かを教えたり、伝えたりすることを、もう8年ぐらい行っています。
その中で、毎年本当にいろんな人に出会うけど、やっぱり思うことは
他人を変えることは本質的にはできなくて、人は自分で変わるしかなくて、せいぜいできるのはそのサポートぐらい、
だということです。
それは、自分が奢らないようにするという自戒も込めて感じています。
ただ、それは自戒というだけではなくて、やっぱり本質的だと思うわけです。
人が変わることができるのは、その人が変わろうと思ったときだけです。
周りにできることは、あくまでのそのサポートでしかないのです。
それでも私が人に何かを伝えることをしているのは、
そうであっても、いろんな人に、周りの人に、より経験や活躍や人生を過ごしてほしいなと思っているからです。
人類は、ヒトは社会的な存在です。たった一人で生活することはできません。
周りから何かを与えられて、そして何かを与えて生活を送っていくのだから、私はこのような思いを伝えていきたいと思っています。
もちろんそれだけではないのですがね。周りの人が面白いことに挑戦していたら、自分も面白くなるじゃないですか。
やっぱり自分がどうなるかってのも大事だと思います。そしてそれと同じぐらい自分じゃない誰かに何をするかも大事だと思っています。
その中で最近思うこととして、
今という時代はあまりに幸せすぎて、それが当たり前になっているのかなということです。
衣食住はあって当たり前。その中で学校にもちゃんと行けて、大学などに行けば自分が行ってみたいことに打ち込むことができる。なんでもあって当たり前、あることが前提という感じです。。
そうするといろんなものが与えられてしまっていて周りから与えられること、そして周りの人がいること自体が当たり前となりすぎてそのことに、つまりは周りとの関わりについて考えることが少なくなってしまうのかなと思います。
それはひいては、自分が何をするのかということを考える時間にもつながっていると思います。
でもだからって、何もない生活を送るべきと言いたいわけではないのです。
やっぱり便利な世の中は便利であったほうがいいのです。
でもその中で、
社会は与え与えられて作られてきたということを、自分は周りからいろんなことを与えてもらっているということを感じる必要があると思います。
そのように考えることに意味があるのです。
なぜなら、人は周りから変えられることはないからです。自分でしか変われません。
自分が何を考えるか、ということを自分で変えていかないといけないのです。
与え与えていく社会の中で生きているということを考えることができたのなら、
その次には、その社会で真剣に自分が生活すること、自分が動くを考えてほしいな思います。
人は変えられないので、自分が何を今いる状況の中で行うかを考えていくべきです。
社会になんでもあるからこそ、そこで思考を止めてしまってふらっと生活するのか。
それとも、その中で真剣に生活することを思考するのかは、大きな違いです。
自分が何を考えて、どうやって生活するかということを考えることに気づくことができれば、そして実際に真剣に生活すれば、結果がどうなるかはわかりませんが、その人の生活はより良いものになるはずです。
誰かの生活が少しでもより良いものになってほしいと思って、こうして私も書いているわけです。
これって、起きている間はいつも四六時中意味があることをするべき、ということではないのです。
僕らは残念ながらどこまでいってもヒトなのです。
モチベーションがずっと一定で高いままなんてことはありえません。1日のテンションはその日の状況で容易に変わります。朝気持ちよく目覚めたか、とか電車に乗りそこねたとか簡単なことでテンションは変わるのです。
テキトウに過ごしたいときはテキトウに過ごしましょう。
そうやって過ごしているんだって感じていればそれは大事な時間になります。真剣にテキトウすればいいんです。それは本質的なモチベーションが、真剣だからいいんです。
テキトウ時間が終わったら、次の動きができるはずです。
そうすれば、トータルで見たら、長期で見たらよりより生活を過ごせるはずです。
今を、自分の生活を真剣に生きる、そして社会に自分が何を与えていきたいのか、考えられたら多分いろんなことに挑戦できるのだろうと思います。
ただどうしても、現状維持バイアスもあります。
「今更やっても…」と思うこともあるかと思います。
でも、変えようと思ったときがその人にとっての最速なのです。
自分を変えることができるのは、自分だけなのです。
その時、一瞬を大事にしていきましょう。
そうして、それぞれの生活している場所で、それぞれの人が、それぞれの真摯な態度で、それぞれの行動をしていれば、多分もっと面白い生活をみんなで過ごせると思っています。